青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

化粧品

 

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先日、梅田でシーボン化粧品が、お肌チェックの勧誘をしていた。

歯医者の予約時間まで暇だったので、肌チェックをやってもらつた。

というのも、その何日か前に、後藤真希もおすすめとかの、オールインワン化粧品を買って、お肌チェックシートを送って、カウンセリングしてもらえるというので、指定された通りに、肌に塗って、シートを肌に貼って、送ったら、分析結果が郵送で送られてきた。

シワが出来て、たるんできたので、熱心に化粧品を使って手入れしているはずなのに、全く効果なしの結果にがっかりしていたので、シーボンで、もう一度やってみてもらって比べてみようと思ったわけ。

手のひらの内側と、頬に機械を当てて、診てもらったら、手のひらは、完璧な肌だと言われた。三角形が綺麗に出来ている。

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頬の方は、悪い方ではないけれど、手入れすればもっと良くなるという。

1500円で、ヒルトンプラザのシーボンで、お手入れともっと詳しい分析と、リフトアップの器械をつかつて、見違えるような効果を発揮するという。

そう言われると、おんなはよわい。

あれが良いと言われれば、化粧品をかつて、ためしてガッテンしたくなって、アレヤコレヤと買ってしまうので、まだ使ってないものもあるのに、また、勧められるかなとの恐怖も。

でも、冷静に考えてみれば、化粧品を使わない方が、肌は綺麗だということではないか。

腕の内側の柔らかい部分で測った肌は完璧にきれいだつたのだから。

そこは、何もつけていないところ。

平湯温泉に行った時のこと。

白髪の旅館の女将さん、かなりの高齢なのに、肌がとても綺麗なので、思わず、聞いてしまった。

お綺麗ですね。

何もしてません。ぬるま湯で洗うだけです。石鹸は使わないとのこと。

女将さんは温泉水で、顔を洗っているだけ。

毎日温泉に浸かって、発汗作用も良いから、老廃物が溜まったら、角質ができたりもしないのだろう。

つけるから、出来る油染みや角質。

保湿が大事というけど、それだけで充分。

あとは、紫外線に当たらないこと。

紫外線から肌を守ること。

平湯温泉は、山に囲まれ、湿度も多くて、直接太陽に当たることのない女将さんの肌は、 それこそパーフェクトだった。

 

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確か、息子の嫁も、息子の肌がもち肌でツルツルなのは、石鹸で洗わないからと言ってた。

銀座の清水を経営していた女性も、肌がピカピカでシワがなかつた。

テレビで、何もつけてません、顔洗うだけ、と言ってた。

化粧品の争奪合戦は、すさまじく、ものすごい数の化粧品が、競い合っている。

どれも、大した効果ないから、私のように、あれが良いか、これはどうだと、買うから乱立しているのかもしれない。

 

東京の地下鉄にゴミ入れがない

 

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劇場で、捨て忘れたペットボトルを。地下鉄の中で捨てようと探したら、ゴミ箱が全くない、

そうだ、テロ対策?

さすがに東京。

私は便利なのだけど、阪急でも、梅田でも、ゴミ箱がある。

燃えるゴミとか、分別まで丁寧に。

爆弾が仕掛けられるとは、到底考えてない。

東京に比べて、関西は呑気なのだと思った。

東京は、地下鉄サリン事件などで、多大の被害を受けている。

その教訓が生かされている。

利用者としては不便だけど、これからは、公共のゴミ箱は、なくなって行くかもしれない。

日本は安全な国だという保証はないとみていた方が、事故を未然に防ぐ手立てかもしれない。

 

 

歌舞伎座、昼の部

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昨夜、ホテルのテレビで、錦織圭とマレーの試合を見ていて、寝付かれなかった。

錦織は、実力で負けてないのに、メンタリティで負けたよう。

精神的な強さは、努力しても、なかなか養われるものではない。

練習に練習を重ねて、自信をつけて行くことはできるけれど、繊細な神経はどうしようもないところがあると思う。

図太い人、大胆な人は、実力以上のものを発揮できるのだけど、実力を出せないメンタリティの弱い人もいる。

話はそれました。

ホテルの朝食は、無料でついていて、なかなか良いのです。コーヒーも、バンの味も美味しくて、気に入ってます。

キャベツのサラダも。

卵がつくときあると書いてたのですが、今日がその日だった。

私はクロワッサンの焼きたてが好きなので、たっぷりサラダを人参ジュースと食べてから、クロワッサンとコーヒーを楽しみます。

芝居が始まるギリギリまで、ホテルに居られるのも魅力。

ホテル代は、この前みたいに、安いのはなくて、ネットで、最初は11000円くらいだった。

何度かチェックして、9000円くらいになったので、予約。

 

 

 

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昼の部は、前から二番めの真ん中の席を買ってました。

一番前よりも、見やすくて、真ん中はすごく良い席です。

三階席買うのやめようかと思うくらい、最高の席でした。

昼は、猿之助が、ふた幕出て居ますし、浮世風呂、という、舞踊があります。

猿之助の目が私を見ているように見えるのは、私の独りよがりなのですが。舞台への目線がちょうど私の席あたりだったのでしょう。

最初の出し物で、猿之助は、悪役の三次。

名月八幡祭り、という題名の、新作もの。

深川八幡宮の永代橋が、崩落した事件と、深川での芸者殺し事件を題材に作ったお芝居。

三次は、芸者、美代吉の紐で、世間で評判の悪い船頭。美代吉から金を巻き上げては遊んでいる。

悪役も、よくやる役所ですが、みたいのは、やはり主役。

 

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笑也が、芸者を好演しています。

田舎ものの、真面目な商人、新助には、松緑。

フランスのマノンレスコーに似て、運命の女に、裏切られ、全てをなくして、気が狂い、殺してしまうという筋書き。

最後は、吉右衛門の弁慶。

御所桜堀川夜討。

 

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弁慶が、生涯一度の恋をして、その相手に、知らず出来ていた娘を、姫の身代わりに殺してしまう。

弁慶が、人目もはばからず、大泣きしたというお芝居。

母親役の、雀右衛門の好演が目立った舞台です。

吉右衛門は、歌舞伎の様式に従って、情愛を表に出さない、型の演技に終始。

歌舞伎役者は、歌舞く、といいますが、大げさではでで、振りの大げさな演技を見せています。

 

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昼食は、向かいのお弁当屋さん。べんまつ。

お赤飯のお弁当を買いました。

以前買った、二重の方が美味しかった。

値段が安いと、内容もお粗末。お赤飯が多かった。

飛行機まで時間があるので、再び人形町に急いだ。

たい焼きと、今半のコロッケ、買いに。

 

猿之助のお蔦

 

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六月の歌舞伎座、夜の部の最後は、一本刀土俵入り。

お蔦を演ずる、猿之助の演技が光る。

猿之助は、お蔦のような、堕ちた女の、捨て鉢なところがあつて、心にひたむきで、清潔な美しさを持った、突き放した優しさがある、気風の良い女性を演じと、猿之助てなければ出ない、形の美しさと、儚さ、色気が出る。

きっと、猿之助自身、この役はとても好きで、大事にしているのだと思う。

幸四郎の、茂兵衛は、お客を笑わそうとする演技が目立って、オーバー。若さと可愛らしさに欠ける。

夜の部の、二作目に、仁左衛門が主役を努め、御所五郎蔵を演じている。

 

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仁左衛門は健在だ。

歌舞伎座の花であり続けている。

声も良く、形も美しい。

どこかの論評で、仁左衛門は、絵画的、情緒的な演技だと思う評していたが、まさに、姿形の、色気だだよう美しさ、耳に快く響く、声色の艶、そういうことだと思う。

隣にいた、老夫婦は、生粋の江戸っ子のようで、上方を基本とする、仁左衛門の演技は、お好みでないのかもしれない。もう一方に座っている男の人は、仁左衛門のファンのようで、激しい拍手。大人しそうな人だつたけど、最後に、松島屋、と声をかけていた。

 

人形町の名店、甘辛横丁と、六月歌舞伎座

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やって来ました。

六月大歌舞伎は、猿之助が出てますから。

先日来、ひざを痛めて、あまりたくさん歩けません。

夕食に、人形町にある、関山、という、寿司屋さんの、お寿司が食べたくて、ホテルには行く前に行きました。

 

 

昼は、柳家の、たい焼きで済ませようとも。

歌舞伎座で、二枚のチケットを取って、このところ、常宿になつている、プレッソインに入り、柳家の、たい焼きを食べました。

名物のたい焼きです。これが美味しくて。

アイスクリームも、よく売れてて、甘辛横丁は、美味しい店がたくさんあります。

 

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私は、人形町が好きで、歌舞伎座に来ると、ここに来たいので、羽田で、都営地下鉄二日間乗り放題の、1200円チケットを買うことが多いのですが、往復620円で、泉岳寺までの往復もあるので、最近は迷ってしまう。

大した違いはないのがけど。

お芝居は、夜は三階の、一番前の席。

隣のおじいさんが、肘掛けて、席に侵入しているので、窮屈。

肩が凝ります。前も狭くて。

 

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最初の出し物は、浄瑠璃が気持ちよくて、せりふの声も聞こえないので、寝てしまっていました。

幕間に、まだお腹空いてないのに、買ったお弁当のお寿司を食べました。

以前に思ったほどの美味しさではない。

辛い、という印象。

 

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最近は、塩分を随分控えているので、どこで、何を食べても辛いのです。

でも、食べているうちに慣れて。

ここのお寿司は、やはり美味しい。

茶巾寿司が入ったものが、お気に入りです。

量は少ないので、それも気に入ってます。

大阪では、すし萬の、お寿司が有名ですが、この店はそれに似ていて、値段は、すし萬の半額くらい。

ありがたい。

このお店の、グルメ評価は、高い得点です。

私が買ったのは、1200円程度。

 

 

喉元過ぎれば、原発再起動

 

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高浜原発が、来月から再び再開する。これで、日本の原発は、五ヶ所で、再開。

地震がいつ起こってもおかしくない、という状況で、安易に原発が再開されていく。

福島の原発事故が起こって、取り返しのつかない状態が、解決したわけではなく、

原発は廃止しようという運動が沈静化されて、国民の関心が薄れた頃、着々と政府は、裁判所を抱き込んで、再開許可を取り付け、再開している。

関電は、再開を受けて、電気代を下げるという。

それで、国民を誠意の見せかけ。

電気の自由化で、他の参入企業に太刀打ちできないからというのが本音。

電気代なんて、高くても良い。電気代は節約できるが、人の命の節約はできない。

北朝鮮の脅威から、守るため、テロ対策だと言って、国民を監視して、自由人権を奪う、共謀罪を強行的に成立させようと躍起な政府。

お友達内閣だと揶揄されたり、腹心の友を喜ばせたりと、好き放題を許してきたのは、私達国民。

そして、原発の再開も許しているのは、私達国民。

自分の首を自分で締めている。

自民党の安定政権を望んだ国民の票が、安倍一強を作った。

勇気ある前川さんが、真実を語ったことから、安倍政権の支持率が低下し始めた。

強固な岩盤規制を破ったのは、前官僚の前川さん。

逆らえない現職の官僚から、前川さんに続こうという動きも出てきて、安倍政権の揺るぎない岩盤にヒビが入りつつある。

 身を捨てて、利権を貪らず、貧しい人々に心を寄せて、国民の幸せを願う、謙虚な人物が、国のトップに立ち、この国を動かさなければならない。

そういう日は来ないだろうが。

 

官邸主導という権力の乱用

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小泉政権から、官邸主導の政治を目指すようになり、安倍政権になつてから、官邸主導の権力が増大した。

国会は、全く機能していない。

国会を開くと、1日に億のお金が使われる。

これ、すなわち、国民の血税に他ならない。

共謀罪が審議を尽くさないで、簡単に成立しようとしている。

国連の人権調査報告からも、警告を発せられているにも関わらず、安倍首相とその官邸は、全く聞く耳を持たない。

横暴、おごり、独裁政治といってと過言ではない。

官邸とそれを支えて、実務をこなす官僚が、時に火花を散らせて、国民のための政治を行うのでなければ。官邸の言いなりになるようでは、民主主義政治は成り立たない。

政治家はそれほど優秀な人材が揃っているわけではない。

法務大臣を見れば明らか。

安倍内閣の閣僚で辞任を余儀なくされた、常識すらない閣僚も。

元官僚で、次官を務めた、前川さんの記者会見や、インタビューから伺える、バランス感覚のある知的で、理路整然とした、堂々とした態度や、答弁から、これが官僚のトップに立つ人なのかと、感心させられた。

真実を語る人の真っ直ぐな涼しい眼差しと、視線をまともに前に向けられず、伏し目がちな官房長官。

この危機的な状況において、頼れるのは、メディアが真実を語るとなのだが、権力に屈して、政府のプロパガンダを担っているメディアもある。

実に酷い状況が続いている。

 

 

 

 

沢田研二リサイタル

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沢田研二のリサイタルに行きたくなって、一般でチケットを買うつもりだった。

ジュリーの熱心なフアンの、友人は、毎年年間の計画でチケットを買っている。

いつか、ピアで買ったことがあって、先行販売の案内が来と、メールをもらった。

早速、ピアに登録して、申し込んだ。

いくつかの会場があった。一箇所だけの申し込みだと思い込んでいたので、フェスティバルを選んだ。

結果、当たりました、と言ってきたのは嬉しいことだけど、席が、三階の一番後ろから二つ目の、端の席だ。

クレジットカードで払うと言ってたので、すでに、購入済みになっている。

手数料だとかで、8600円ほどの支払い。

 

先行の抽選にしなくても、一般チケットで、三階の3列目だったら、あった。そしてもっと安い。

高所恐怖症の私は、この前、友人のお姉さんが行けなくなったのでと誘われてフェスティバルに行ったら、三階の席で、身体に鳥肌が立って、ゾッとしながら座っていた。

三階は嫌だと思ってたのに、しかも、最後部。

沢田研二の顔がよく見えなくても、歌が聴きたくて行くのだから良いのだけど、席が恐ろしい。

50曲も歌うというので、一度聴きたいと思ってたから、この機会にと思う。

フェスティバルでなければ、岸和田とか、京都、三田でも、会場はあった。

ぴあの申し込みは、いく箇所もできたようだった。その中から、選ぶという方法も取れたようだった。

全く無知なので、失敗したけれど、これで勉強したので、これから、ピアで普段は手に入らないチケットも買うことができるなあと思っている。

座席の指定ができないと私は嫌なので、座席指定が可能とか、一般売りだと、あらかじめ席がわかるから、先行は、よほどのチケットでない限り使わない。

ピアでは、10パーセントの手数料で、いらないチケットを売ってくれるよう。

そういうチケットで、三階の5番目が一枚売られているが、5番も7番目も変わらない。

音響は三階が良いので、怖さを抑えて、歌を聴こうと思っている。

 

映画、マンチェスター、バイ、ザ、シー

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梅田テアトルで、マンチェスター、バイ、ザ、シーを観ました。

終わって、しばらく作品から、出られなかった。

素晴らしい映画、こういう作品が見られることへの感謝。

カメラワークも最高。

マンチェスターといえば、先日、テロでたくさんの人が亡くなった。

海辺の町。

ボストンから、一時間半車で。

アメリカに新開地を求めてイギリスを去った人達が。同じ名前をつけているのは、自然と景色が類似しているからだろう。ニューイングランド。

修復不可能な、破壊された心を抱いて、かろうじて生きているリーを演じているのは、ベンアフレックを兄に持つ、ケイシー、アフレック。主演男優賞に輝いた。

当然のオスカー。

兄のベンアフレックは、大根だと演技は、不評だったりするが、弟は名優た。

私は、ベンアフレックのファンで、デビューの、グッドウィルから。

弟は、マーロンフランドとジェームスディーンを割ったような感じで、また、魅力的。

出演している、俳優人達も揃って良い演技をしていた。

 

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回復することの不可能な深い傷を背負って、辛うじて生きている孤独で優しい人間と、彼を支え、愛情を注ぐ人達との、超えられない、心の痛み。

優しくて悲しく、人間への愛しさが溢れる作品。

アースカラーの美しいけれど、物悲しい風景に溶け込んでいる人間の営みが見事に描かれた作品。

これはあなたのもの、八千草薫

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八千草薫が出演している劇が、西宮芸術センターであるので、チケットを買ってました。

ジンディンローでいただいお土産を持ったまま、3時からの開演なので。

ランチは、お腹と相談して、カレーを食べました。

ずっと以前から、美味しいと評判のカレー。何度か、レストランがあるという、西宮北口のアクタの中を探してわからなかった店です。

先日、コナミで水中歩行していた時に、郵便局のある方、と聞いて、郵便局があることさえ、知らなかったのです。

ありました。キッチンデリー、というお店です。インド人がやっているお店で、以前は愛想が悪くて、不親切だったが、最近は良くなったとも聞いていました。

2時という中途半端な時間なので、中に二人の客がいただけ。

780円の、カレー一種に、サラダ付きというのを頼みました。野菜カレーを選びました。

大きなナンが出てきて、柔らかくて美味しい。

カレーは辛め。

美味しい、美味しいと聞いていると、期待が膨れすぎるのかもしれません。

でも、確かに、また行きたくなる味です。

カレーはお腹に良いと聞きます。

西宮芸術センターまで5分とかからない場所にあります。

会場に入り、私の席は、中ホールの、J列。よく見える良い席です。

 

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会場は音響がすごく良くて、客席での物音までよく響くようになっていて、咳をすると、大きく聞こえるのですが、舞台からの声は、聞こえにくいのです。

吉田栄作の声はよく通って、はっきり聞こえるのですが、肝心の八千草薫は、上品で優しい物言いですから、聞こえたり、聞こえずらかったり。

吉田栄作の奥さん役の女性が、もっともひどくて、聞きづらかった。

バックに流れる録音された、八千草薫の言葉も、録音が悪いのか、マイクが悪いのか、ぼんやりと声が聞こえるだけ。

演出が悪いのかも。

蜷川芝居などは、セリフがはっきり聞こえないような役者は、徹底的に絞られるはず。

新劇で育った役者は、声がよく通るのですが。

半分聞こえて、半分聞かなかった感じ。残念。